Round 6

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Round 6 :黒田 正城(大阪) vs. 北山 雅也(神奈川)
By Daisuke Kawasaki

黒田 正城(大阪) vs. 北山 雅也(神奈川)

PT神戸王者、黒田 正城
天才写真館の方で軽く流されている記述に気になった読者の方もいらっしゃるだろうか。

関西での開催ということで「特別招待」というかたちでプロツアー参戦権を獲得した黒田正城(大阪)。日本人としてはじめてプロツアーチャンピオンに輝いた伝説のプレインズウォーカーです!

「特別招待」とは耳慣れない言葉であるが、トーナメントシーンでは、最近よく聞くようになってきた言葉だ。

基本的には、「ホームタウンで開催されるプロツアーで、マジック社会に対する大きな貢献を残している人物」が、多くの場合推薦によって招待される枠である。

関西をホームタウンとし、日本人初のプロツアーチャンピオンというメモリアルな実績を残している黒田だけに、特別招待されることになんら疑問はない。

しかし、今回の特別招待として、推薦した人物が「殿堂プレイヤー」Olivier Ruel(フランス)であると言うことは、ぜひとも覚えておいていただきたい事実である。

Olivierが、関西地区で行われる大会に参加する際、ほとんどと言っていいほど、黒田家に滞在している。Olivierといえば、「世界最強の親日家」といわれるほどに、日本びいきであることでしられるプレイヤーであるが、当然、黒田の、いや、黒田家の影響は大きいことだろう。

とにかく、Olivierと黒田の強い結びつきが今回の特別招待を実現させたと言っても間違いない。

情けは人の為ならず、といった所か。

黒田 「まぁ、寝てる間にオリがメールしてくれて、いつの間にか決まってたんだけどねー」

さて、そんな黒田だが、特別招待というだけに満足せず、この6ラウンドにおいて、あと1勝で二日目進出というラインで奮戦しているという。

対戦するのは、2007年日本王者、北山 雅也(神奈川)。

果たして、先に二日目への名乗りを上げるのはどちらのプレイヤーか。

Game 1

黒田の行動のみ記述しよう。

1ターン目、《野生のナカティル/Wild Nacatl》。

2ターン目、《ヴァレロンの異国者/Valeron Outlander

3ターン目、《結び蔦の神秘家/Knotvine Mystic

4ターン目、《領土を滅ぼすもの/Realm Razer

北山 「相手が黒田さんじゃなかったらきれてますよ」

黒田 1-0 北山

2007年日本王者、北山 雅也
Game 2

1ターン目に《アクラサの従者/Akrasan Squire》から2ターン目に《目明き階級の魔術師/Sighted-Caste Sorcerer》というまたも理想的な展開でスタートする黒田。

これに対して、北山は《屑肉の地のゾンビ/Dregscape Zombie》、続いて《エスパーの戦闘魔道士/Esper Battlemage》と展開...しようとするのだが、これを《確実性の欠落/Lapse of Certainty》で遅らされ、そのタイミングで《高層の神秘家/Aerie Mystics》を盤面に追加されてしまう。

続いて《天空の先達/Welkin Guide》と、やっと北山が地上を押しとどめはじめたところで、飛行に軸をうつし、北山のライフを削りきったのだった。

黒田 「ジャンプ君(《天空の先達》)強すぎるわ!」

黒田 2-0 北山

本日、ピックレポートを掲載させていただくことになる「スカージ」こと中野 圭貴(大阪)もそうなのだが、関西プレイヤーは、みな2マナ圏と、「ジャンプ君」こと《天空の先達》を集めることで、多色になりもたつきがちな対戦相手を打ち倒すという戦略を好んでとっているように見える。

そして、この戦略を提唱しているのが、やはりというか、「ローリー」こと藤田 剛史(大阪)なのだ。

藤田 「《忘却の輪/Oblivion Ring》とジャンプ君でも、ジャンプ君とるね」

これが、本当に本気なのだから、やはり殿堂プレイヤーは違う。

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