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ラウンド 2

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滅多にないことなのだが、これは選手サイドからの志願(?)でカード決定したフューチャーマッチとなったそうだ。どうやら、ゲームぎゃざ誌などでのライターとしておなじみの景山太郎が面白いデッキを持ってきているらしい。

どのへんが面白いのかと言うと...

景山:...《忍耐の試練/Test of Endurance》!

なるほど、興味深い。
さらに興味深いのは、そのデッキ名が「イタリック・ライフ」であることか。
...字義どおり、石田格のシークレットデッキなのだろうか?

ちなみに、石田のデッキチョイスは「スライ」である。

Game 1

景山太郎
《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》から《極楽鳥/Birds of Paradise》という順当なたちあがりを見せたのが「The Rock」を操る川原。一方の景山も最初のセットランドは《ラノワールの荒原》で、そこからのファーストアクションは《陰謀団式療法/Cabal Therapy》。ここで指定したのは《魂売り/Spiritmonger》だったが、ハズレ。《破滅的な行為/Pernicious Deed》2枚と《強迫/Duress》、《起源/Genesis》というハンドが公開されたのだった。

そして、川原のセカンドモーションは《強迫》。これが景山の《破滅的な行為》を奪い、さらに2体目の《極楽鳥》が召喚された。しかし、このターンに《強迫》で確認されたカードの中には《アカデミーの学長/Academy Rector》、《草茂る屋敷/Overgrown Estate》といった不気味なカードが...。

たしかに、「イタリック・ライフ」を名乗るだけあって早くもゲインライフカードがチラリ。

当然、続く3ターン目に川原はさっそく《起源》を召喚し、対する景山は4ターン目に召喚した《学長》をコストにフラッシュバックで《療法》をプレイ。ここで《学長》の効果によって《ドルイドの誓い/Oath of Druids》が場にもたらされ、《療法》は《破滅的な行為》2枚を奪い取った。

そして、景山の《誓い》が起動。淡々とめくられていくカードの中には...

《崇拝の言葉/Words of Worship》...!
《忍耐の試練/Test of Endurance》...!!

ギャラリーは当然ざわざわ。
結局、景山の場には《クローサの大牙獣/Krosan Tusker》が。かくて 6/5 vs. 4/4。

クリーチャーサイズ的に劣勢となってしまった川原もなんとかライブラリートップからの《破滅的な行為》で《誓い》をなぎ払って対抗しようとはしたのだが、ここで《黄塵地帯/Dust Bowl》を引き当てた景山が川原のマナベースを破壊しはじめた段階で投了。

エクステンデッドではありがちないわゆる「Dustゲー」という結末だった。

景山 1-0

Game 2

後手景山が開幕ターンに《陰謀団式療法/Cabal Therapy》。ここで先手川原はスタックしての《吸血の教示者/Vampiric Tutor》をプレイ。景山は《破滅的な行為》を指定するのだが、ハズレ。川原も返すターンに、つみこんだ《陰謀団式療法》で、《ドルイドの誓い/Oath of Druids》を指定し、ハズレ。

ちなみに、景山の公開されたハンドには

《貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth
《真の木立ち/Sterling Grove
《クローサ流再利用/Krosan Reclamation
《アカデミーの学長/Academy Rector

といったカードたちが。

川原貴之
川原は《花の壁/Wall of Blossoms》を召喚し、それをコストにしてフラッシュバックで《療法》をプレイし、第一ゲームで辛酸をなめさせられた《アカデミーの学長/Academy Rector》を指定した。

...しかし、景山はここで《ドルイドの誓い/Oath of Druids》を綺麗にトップデッキ!

景山:ごめんなさい。ひいちゃいました(笑)

ただ、対する川原も《破滅的な行為》をトップデッキしてきて、これをキャスト。しかし、《誓い》と《行為》が綺麗に対消滅するわけではなかった。

景山がハンドから《貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth》を召喚し、これと川原の《樹上の村/Treetop Village》がノーガードの殴り合いを開始したからである。川原はギリギリのライフ(残りライフ:3)になって、《破滅的な行為》起動し、場はここで一掃された。

しかし、景山はハンドから満を持して《ヴォルラスの要塞/Volrath's Stronghold》。かくて《貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth》循環モードとなり、結局景山がこのまま試合を押し切る事となった。

川原にとっては《ドルイドの誓い》の起動を失念してしまったのと、何よりも土地ばかりしかドローできなかった不運とが重なってしまったのは痛かっただろうか。

ともあれ、予告ホームランならぬ予告《忍耐の試練》はならなかったのだった。

Final Result;景山太郎 2-0

◆余談

Sideboard:「イタリック」という命名は...そういうことですよね?
石田格:......まぁ、元を作ったのは僕ですよ。たしかに。

SB:なるほど、なかなかに斬新な着想の素晴らしいデッキなわけですが...これは石田さんのデッキセレクションの中から景山さんが拝借した、と?
石田:いやね。同じ名前の暖簾をさげたラーメン屋でも、イロイロあるじゃないですか。

SB:ああ。店主の匙加減...というか。同じチェーンでも味はたしかに別物ということも多いですね。
石田:まあ、なんというか。僕とは違う味付けだと思いますけど(苦笑)

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