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ラウンド 8: 石田格 vs. Alex Werner

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ドラフトには歪みというものが時々発生してしまうもの。

残念なことに期待された石田はその歪みにはまってしまうことになった。石田はこの苦境を乗り越えて勝利を迎えることができるのだろうか?

石田の座席は2番。位置的には比較的ドラフトしやすい場所。

開封された最初のパックからは《神話的体形/Mythic Proportions》《ショック/Shock》《死の脈動/Death Pulse》が候補で、1番Brian Kiblerが《神話的体形》を選択。悩ましい2択で結局《ショック》を選んだわけだが、最終的にこの選択が大きな間違いとなってしまった。

この段階で正解を導き出すのはまず不可能なのだが、事実この選択を変えるしか未来を変えることはできなかった。初期こそ赤青を狙いはしたのだが、卓上に3人目の青が産まれると素早く白赤に変更。結果、上2人分の白赤のカードと下2人分の白いカードが頂ける好位置に付けることに成功した。しかし、石田の高いドラフト技術を持ってしてもパック運までは味方に付けることはできずに、《ショック》3枚ぐらいしか見所のないデッキになってしまう。色の違う変異を入れざるを得ないのが泣かせる。

そんな石田の二日目初戦の相手は、《溶岩使いの技/Lavamancer's Skill》を4枚、《露骨な窃盗/Blatant Thievery》《無神経な抑圧者/Callous Oppressor》を搭載した卓1番の青赤デッキ。いきなりの試練、石田の運命や如何に!

Game 1

先行はAlex、そのまま2体の《映像の造形者/Imagecrafter》でビートダウン体制に入る。石田がブロッカーとして召還した変異も《ショック》で焼き払い《名も無き者/Nameless One》が戦線に加わった。さらに《無神経な抑圧者》を戦列に加えてブロッカーを奪い去り、《陽光の突風/Solar Blast》で石田の戦線を壊滅させる。石田は若干の抵抗を見せるが、投了する以外の道は見出せなかった。

あまりのデッキパワーの違いに、さすがの石田も顔を曇らせることしかできなかったようだ。

石田 0-1 Alex

Game 2

今度は石田が先行でゲームスタート。しかし先ほどと同じくAlexが2体の《映像の造形者》を並べるところからゲームが動く。ところが先ほどとは違い石田の変異軍団がAlexを攻め立てる。《霧衣の壁/Mistform Wall》などのブロッカーが出てくるも石田の攻勢は止まらない。

だが残念なことにそれも《名も無き者》が出てくるまでの話だった。サイズを自在に変えることのできる《名も無き者》の前に果敢に突撃を試みるが、突破口を見出すことが出来ない。そうこうしている間に《溶岩使いの技》を引かれてしまい形勢が逆転されてしまう。さらに《霧衣の突然変異/Mistform Mutant》まで戦線に投入され、石田の《疑念無き者/Doubtless One》は種族を失いグレーブヤードへ送り込まれてしまうことになった。

《篤信の魔除け/Piety Charm》でなんとか《溶岩使いの技》を剥がしてみるものの、初手から持たれていた《露骨な窃盗》で戦線が破壊され投了。

「...無理」

試合後に石田の漏らした言葉は、呆れたのか諦めたのかどこかもの悲しい響きだった。なんとか踏ん張って次のドラフトに繋げて欲しいと思う。

石田 0-2 Alex

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