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Rookie of the Year Race 2002-2003

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 「...今年は有望なのがいないね」

 と、なんとも失礼な話が関係者の間で飛びかっていた。

話題が今年の新人賞(Rookie of the Year)候補のことになったときの一幕で、たしかに今季のルーキー・レースはここ数年来でもっと地味なイメージを受けるものかもしれない。

 ちなみに、昨シーズンの新人王を争ったのは、プロツアー・サンディエゴ王者でもあったFarid MeranghiやLes Plus Classとしてプロツアー・ニューヨークで準優勝を飾ったAmiel Tenenbaumといった若きスタープレイヤーたちだった。そして、後にプロツアー大阪で優勝することになるKen Ho(アメリカ)と我らが森勝洋とがシーズン最終節(世界選手権トロント大会)までデッドヒートを繰り広げたのがその一年前である。さらに付け加えると、森勝洋の前にタイトルを獲得しているのはプロツアー決勝日に幾度となく進出しているBrian Davis(アメリカ)。まさしく、新世代のスターたちのために用意されたタイトル、それが新人王なのである。

 しかし、今季の新人王争いはいたってスローペースであり、たしかに...例年に比べると強烈な個性が訴えかけてくるような感じではない。ツアー会場に掲載されていた暫定順位表を参照すると、下記の通りである。

12 point Craig Kremples (USA)
11 point 大礒正嗣 (日本)
10 point Karim Aouidad (France)
10 point Craig Stevenson (England)
8 point Stephan Cassell (Canada)
8 point 石原準 (日本)
8 point 熊谷真一 (日本)

 そう。地味だなんだと言われようと、3名の日本勢が現在新人王レースで検討しており、大礒と石原はここChicagoの地にも足を運んでいる。考えようによっては「有力なライバルが存在していない」というわけで、これはモリカツ以来となるタイトルを狙う上では悪くない環境と言えるのではないだろうか。

 Pro Tour Chicagoを「新人王争い」という観点から見てみると、これはちょっと面白そうだ。

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